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SEとしてシステム開発を経験し、
営業・開発の両面から戦略を構想できる人材へ。
営業
赤井 達哉
公共統括本部 第一公共事業本部 第二公共事業部第二システム統括部 第二営業担当
政治経済学卒
2019年入社
NTTデータとの
出会いと入社まで
チームで作り上げる充実感と高揚感が得られる仕事
大学では政治経済学を学び、さまざまな社会問題に関心があったため、ジャーナリズムに関するゼミに所属。他には英語劇サークルに所属し、3年間、演劇活動に専念していました。私は主に大道具を担当し舞台づくりをやっていたのですが、大人数で一つの劇を作り上げていくプロセスの中で、仲間と分かち合う充実感と高揚感を経験しました。そうした経験から、社会に出ても、何もないところから一つのものを大人数で作り上げていくような仕事をしたいと思っていました。そこで、チームで構築していくシステム開発が劇づくりのプロセスに似ていると思ったのがIT業界を志望したきっかけです。
もう一つ、人々の生活に新しい「当たり前」を作りたいという思いもありました。IT業界を見ていく中で、NTTデータは公共・社会基盤分野で広い顧客基盤を持っていることを知り、多くの人に影響を与える仕事に携われるとともに、社会への貢献度も高いと感じ、NTTデータを志望しました。
最終的な決め手となったのは、社員の方との面接などを通して、コミュニケーションの取り方に共感したからです。どうしても一方的なコミュニケーションになりがちな面接の中で、NTTデータの社員の方は、こちらの考えを理解し吸収しようという姿勢が見えました。こういう人たちと一緒に仕事ができるなら、英語劇サークルで経験したような仲間意識を持ち、充実感や高揚感、達成感を分かち合うことができると思い、入社を決めました。
関わっている
プロジェクト、仕事
電子調達システムの構築に向けての提案活動。
第一公共事業本部の中の第二公共事業部に所属し、営業を担当しています。第二公共事業部は、中央省庁を主な顧客基盤として、貿易手続や公会計、調達、税務などの領域に関わるシステムづくりを担っています。私は主にデジタル庁を担当する営業チームのメンバーとして、顧客対応を行っています。営業担当者の主な役割は、お客様の課題を検討・分析し、その解決のための構想を提案、その実現に向けたさまざまな調整をしていくことにあります。
現在、私は政府における調達システムに関わる新規提案や将来構想に向けた提案活動を行っています。現在進行形のプロジェクトとしては、調達分野において紙ベースでの運用が残っている領域に対する新規のシステム提案があります。すべて紙で運用している政府調達に係る業務をシステム化する際に、公平性や透明性を担保しつつ、如何にBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)を図れるかが大きなポイントでした。そこで、様々な府省庁の利用者にヒアリングを行うことで、あるべき業務の姿を提案しました。システムの構想立案から始まり、実現するための障壁への対応や具体的な実現方法など、システム構築に向けた一連の提案活動が終了し、現在、最終的な段階に入っています。
2021年9月にデジタル庁が新設されたことで、さまざまな領域でさらなる電子化が加速していくと思います。公共分野において、NTTデータが果たす役割もますます大きくなっていくと思っています。今後はSEとしての経験も積み、営業・開発の両面から戦略を構想できる人材を目指したいと思っています。
仕事の面白さとやりがい
大きなスキーム作りのやりがいと調整の面白さ。
入社後、現在の部署に配属され、財務省、総務省、デジタル庁と、中央省庁をお客様とする営業を担当してきました。入社1年目では、会計システムのクラウドサービスへの移行プロジェクトに関わり、2年目後半以降は調達システムに係る新規案件の提案に関わってきました。国の業務を統一してシステム化していくという、大きなスキームを作り上げていくことに、重い責任感を感じつつも大きなやりがいを感じています。多くの人に影響を与えるような仕事がしたいという入社動機の一つが実現したと思っています。
国の業務をシステム化するためには、官公庁における関係者に止まらず、関連する民間企業も数多く関わってきます。多くのステークホルダー間で生じる矛盾や課題を解決するために、多岐に渡る関係者をまとめ上げ、調整していくところに難しさと同時に、解決策を考える面白さがあります。
そのためにも、私は「一人称」で仕事に取り組むことを大切にしています。常にチームでプロジェクトが進められていく中で自分が取り組む範囲を決めつけず、プロジェクト全体・関係者全体を俯瞰しながら「自分ごと」として考え、意識するようにしています。全てのタスクを一人称で考えることで全体を把握することができ、より仕事が楽しく充実すると思っています。
学生へのメッセージ
人々の役に立つ仕事がしたい、少しでも社会に貢献できる仕事がしたい、そんな思いを持った学生の方には、NTTデータは非常に魅力的な舞台だと思います。NTTデータは、社会公共基盤に強く、一つ一つの仕事の影響力が大きいことが特徴です。それだけに公共性、社会性が高く、責任を持って取り組もうという気持ちになり、それが仕事への充実感につながります。中央省庁の方と接する中で、しばしばNTTデータに対する信頼感の高さを感じます。先輩たちが培ってきた信頼関係を裏切れないという思いにもかられ、それもまた仕事への励みにもなります。
就職活動にあたっては、自分の「思い」を大切にしてほしいと思います。多かれ少なかれ、学生時代に培ってきた何らかの「思い」ややりたいことがあるはずです。私の場合は演劇活動を通して感じた「みんなで作り上げる充実感」を社会に出て仕事をする上でも、感じたいというのが大きな「思い」でした。その「思い」が今でも、「頑張る理由」、「やりがいを感じる理由」になっています。皆さんにも、自らの「思い」を就活の時だけではなく、入社してからも持ち続けてほしいと思います。
1日の流れ
- 9:30
- 始業
メール等のチェック。営業チームの朝会。業務の進捗状況、業務予定の確認など。 - 10:00
- 開発の業務チームとの打ち合わせ。
- 11:00
- 開発の基盤チームとの打ち合わせ。
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 予算概算書の作成
- 14:00
- お客様との定例会議(週2回)
- 16:00
- 会議のまとめ。報告書の作成。
- 17:00
- 営業チームとの電話でのやりとり。
- 19:00
- 終業
※掲載内容は取材当時のものです