Interviews
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お客様の課題発掘から、
その解決までを主導できる
エンジニアを目指す。

システムエンジニア 松園 崇市 コンサルティング&ソリューション事業本部 デジタルビジネスソリューション事業部
デジタルワークスペース統括部地図情報ビジネス担当
法学部国際公共政策学科卒
2018年入社

NTTデータとの
出会いと入社まで

自分の夢に共感し、その実現に応えてくれる会社。

「みんなが楽しめる場所を作りたい。」そんな夢を実現できる企業を目指して就職活動をスタートさせました。当初は街づくりや都市づくりに関われるディベロッパーやゼネコンなどを考えていたのですが、就活を進める中で、実際の土地や建物に縛られる必要はないのではないか、インターネット空間でも実現できるのではないか、むしろITを活用した方がより自由度が高いのではないと思い、IT業界にも関心を向けるようになりました。
NTTデータとの出会いは、大学の先輩が登壇していた会社説明会に参加したことです。そこで自分なりの夢ややりたいことを率直に話すと、とても共感してもらったことがNTTデータを目指すきっかけになりました。
最終的にNTTデータへの入社を決めた理由は、3つあります。1つ目は自分がやりたいことに携わりながら、自分の市場価値を高めていける会社だと感じたことです。2つ目は若いうちから大きな仕事を任されて、裁量権が与えられることです。そして3つ目がロールモデルとなる社員の方がたくさんいたことです。この会社なら自分の成長を促進する刺激の中で、つねに高い目標を目指して進んでいけると思いました。

関わっている
プロジェクト、仕事

地理空間データの活用による、さまざまな問題の解決。

現在、地理空間データを活用したソリューション企画から、システムの導入、そして開発までの業務を担当しています。地理空間データとは、建物やモノ、人などの位置情報がわかるデータのことです。GPSや車両、センサーなどで集められた地理空間データと、お客様の業務データを組み合わせ分析することで、お客様が抱える課題を解決するというのが、地理空間データを活用したソリューションです。
代表的な例としては、スマートシティというものがあります。最近も東南アジアのある都市のスマートシティ案件を手がけました。交通渋滞をはじめとした都市や地域の抱える諸問題を地理空間データの活用によってマネジメントし、解決していこうというものです。地理空間データの活用は、スマートシティ案件のようなものだけではなく、お客様のさまざまな業務上の課題解決につながります。
例えば、今世界中でフードロスが問題となっていますが、スーパーやコンビニ周辺の人の流れをデータから読み解き、顧客データと組み合わせて来客数を予測するAIを組むことで、それに合わせた供給を管理することが可能になります。また配送や運送においても、地理空間データを活用したAIシミュレーションにより、集積場を最適な位置に設置するなど、より効率的な流通が可能になります。このように地理空間データを活用することで、フードロスをはじめとした様々な無駄をなくすことができます。
現在、地理空間データを活用した、今後の金融のあり方を探るプロジェクトも進めています。今以上に地理空間技術の開発が進めば、さらに幅広い領域での活用が可能になります。地理空間データの活用によって、さまざまな領域のお客様の課題解決につなげていくのが私たちの役割です。

仕事の面白さとやりがい

お客様の課題を解決する達成感と考える楽しさ。

お客様とともに、課題を見つけ、解決策を考え、それを実行し、実際に解決できた時、いちばんのやりがいを感じます。何が課題かが見えにくく、これが最善の解決策だと言い切れるものがない難しい問題に対して、お客様と一緒に最善策を考え抜いて課題解決につながったときに「一緒に課題に立ち向かえて良かった」と、お客様から声をかけていただいたことは今でも忘れられない経験の一つです。その時の達成感がさらなる自己成長を促してくれています。
仕事の面白さは何といっても、考えることです。例えば、スマートシティ案件でも、単に車や人の流れを可視化するシステムを作るのではなく、「何のために可視化するのか」「どうあるべきか」など、より上位のグランドデザインを考える部分に面白さがあります。また複数のステークホルダーとともに考え、描くことで、さまざまな知見を吸収できるところにも、面白さを感じています。

学生へのメッセージ

入社動機の一つに「自分の市場価値を高めてくれる会社」という点を挙げましたが、NTTデータという会社は本当に成長スピードが早い会社だと感じています。私自身、入社2年目に数億円規模の案件のリーダーを任され、NTTデータの代表としてお客様と向き合う機会が度々ありました。「NTTデータさんはどう考える?」「どうすればいいか、方針を示してほしい」等々。最初は曖昧な返事をしてしまい、「あなたではなく、上司の方を呼んでほしい」と言われたこともありました。しかし、その経験がNTTデータとしてお客様に向き合う自覚を促し、お客様に説明するための準備や資料づくり、技術などのスキルアップをすることができました。
さらに自己成長をうながしてくれる周りの環境も、NTTデータの魅力の一つです。入社3年目の時に、上司から「塁に出てから考えろ」とよく言われ、今でもこの言葉を大切にしています。当時、仕事のことも理解し、技術的なことも身につきはじめ、いろいろと頭でっかちになっていた頃で、やる前からいろいろと考えてしまい、仕事が滞ることがありました。「とにかく、バットを振って塁に出ないと点は入らない。まずは塁に出なさい。」と言われ、目が覚めた思いでした。やる前に考えることも大切ですが、まずアクションを起こしてみること、行動しつつ考えることを教えてもらいました。
つねに自分を高めていきたい、成長をしていきたい、そんな思いをもった人に、NTTデータは最適な会社だと思います。

1日の流れ

10:00
始業
メールチェック。社内外からの連絡事項の確認。
10:30
担当案件の進捗状況の確認。
11:00
クラウドを使ってのプログラミング。
12:00
昼食
13:00
各業界情報収集と課題の発掘。
14:00
流通業界のお客様からのヒアリング。
16:00
「金融業界における地理空間データ活用」に関する報告書作成
18:30
終業

※掲載内容は取材当時のものです