Interviews
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「地方税の社会インフラシステム」の
プロジェクトマネージャーとして地方税分野の
デジタルトランスフォーメーション(DX)に
挑戦!

大澤 幸 社会基盤ソリューション事業本部
デジタルコミュニティ事業部
情報学部卒 2011年入社

NTTデータとの
出会いと入社まで

自分の夢とNTTデータのビジョンが一致。

大学では情報学を学びましたが、就職活動当初はIT業界にこだわらず、メーカーなども含め幅広い業界を見ていました。業界、業種というよりも、学生時代にライフセービング活動をしていたことが大きく、仲間とともに人の役に立つ仕事がしたいという思いで会社選びをスタートさせました。NTTデータについては、名前こそは知っていたものの、どんなことをしているか詳しくは知らずにいました。たまたま「キャリナマ」という新卒採用イベントで現場社員の生の声を聞く機会があり、そこで女性先輩社員の話に感動したのがNTTデータへの興味・関心を持ったきっかけでした。
明るく生き生きと仕事を語る姿勢や熱意を目の当たりにして、そんな活躍をしている女性社員に憧れを抱き、自分も同じステージに立ちたいと強く思いました。その後、NTTデータを詳しく知る中で、「お客様と夢と感動を共有する」という当時の会社ビジョンと、「人の幸せにつながる仕事がしたい」という私の会社選びの軸が一致し、志望度を高めていきました。IT業界は今後も成長していく業界であることや、IT業界の中でNTTデータが最大手であり日本のITインフラを支えてきたというブランドも、大きな魅力でした。
最終的な決め手となったのは、面接などを通して、NTTデータは「人を大切にする会社」だと実感できたことです。1回の面接時間も長く、私の良さを引き出そうとしてくれる姿勢に溢れ、社員の方の人柄の良さを感じましたし、社員の方自身も仕事に対して生き生きとした姿勢で取り組まれていることにも惹かれ、とても居心地の良い時間だったことを覚えています。一人一人の社員をよく見てくれて、良さを引き出してくれる会社ならば、大きな自己成長にもつながる会社だと、入社を決めました。

関わっている
プロジェクト、仕事

お客様の事業パートナーとして社会をデザインし「地方創生」に貢献

現在、プロジェクト・マネージャー(PM)として地方税に関するシステムのソフトウェア開発を担当しています。そのシステムは、地方税における申告・申請・納税などの手続きをインターネットによって行うシステムで、「地方税の社会インフラ」として重要な役割を担っています。
2005年にサービスを開始し、現在、18年目になります。サービス開始当初は、システムを使用している地方公共団体は6団体、電子申告数も200件だったものが、現在は全国1788の地方公共団体をつなぎ、電子申告件数は1750万件、電子納付件数323万件にまで成長しています。
PMとしての私の役割は、時代のニーズに合わせて、利用者の利便性を高めるための案件をお客様に提案し、仕様調整から設計、テスト、リリースまでの一連のプロジェクトマネジメントを担っています。お客様から与えられた要件にそってシステムを作るだけではなく、お客様の事業パートナーとして社会をデザインし、地方税分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)をすることで「地方創生」に貢献しています。目の前にいるお客様はもちろんのこと、その先にいる利用者様や社会にとって新しい価値を生み出せるように日々挑戦の毎日を過ごしています。

仕事の面白さとやりがい

システムへの熱い想いを持ち、チャレンジできる楽しさ。

私が担当するシステムは「地方税の社会的インフラ」として、非常に社会的な影響の大きいシステムです。ひとたびトラブルが起きると税の流れが止まってしまいますので、重い責任感やプッレシャーを感じます。逆にこれだけ社会に影響力のあるシステムの開発に携わることで社会をデザインできること、そして無事に開発を終えてシステムをリリースできたときの達成感は、非常に大きなやりがいにもつながっています。
入社3年目から今のシステムの担当になり、10年近くの付き合いになりますが、毎日が新しく、新鮮で、飽きないところが開発担当の面白さです。システムが稼働を開始して18年目になりますが、常に進化し、成長しています。若いうちから、様々な業務に関わりチャレンジしていけるのがプロジェクトの魅力であり、それに伴いシステムとともに自分もまた成長することができました。
また2019年の更改プロジェクトの際には、大規模な刷新となり、繁忙期には問い合わせが殺到したことがあります。この時にヘルプデスクに出向き、直接対応を経験。利用者様の生の声を直接聞くことで、より利用者側の立場に立った開発の重要性を改めて再認識しました。社会やお客様が抱える課題の複雑化・多様化が進み、お客様自身も解決策を見出せなくなってきています。この状況の中で、お客様の先にいる利用者様が真に求めていることを提案することでお客様の心を掴み、感謝の言葉をいただけたときは、今までシステムへ注いだ情熱が報われたような気がして、非常に熱い想いがこみ上げてきました。

学生へのメッセージ

現在、私はPMとしてプロジェクトメンバーとともに開発業務にあたっていますが、システム開発は一人で頑張るのではなく、チームとしていかにパフォーマンスを上げるかが重要です。私はメンバーの強みを活かした役割分担を心がけております。またひとりひとりが最大限の力を発揮できるようにメンバーを思いやり尊重することを大事にしています。NTTデータの良さは、それぞれが専門性を発揮しながらもチームワークで仕事を成し遂げ、一人では実現できないような規模で社会へ新しい価値を提供できることで、私自身もこの環境の中で成長することができました。
また、NTTデータは日本のSI業界の最大手企業であり、多くのノウハウの蓄積とそれを経験した人財がいます。その中で多くのことを学び、成長できるのがNTTデータの最大の魅力だと思います。人を大事にする会社としても、入社前に抱いていた思いとギャップはありません。若手の頃の研修制度はもちろん、海外研修や外部研修(他の会社と人材交流)への参加等、個人の成長をサポートする施策を常に考えている会社だと思います。同期の絆やネットワークも強く、社会人になってから新しい仲間ができるのもNTTデータの良さです。
私は大学時代にやっていたライフセービング活動の経験が就職活動の際に大きな武器になりました。ライフセービング活動では、真剣に何かと向き合うことで生まれる熱い想いや仲間とともに苦難を乗り越えた経験、信頼関係・絆の大切さを学びました。ライフセービング活動と開発プロジェクトはどこか似ています。就職活動の際には、自分が真剣に向き合ってきたことやそこでの経験・学びについて、熱い魂を込めて素直に伝えることが大切だと思います。やる気に満ち溢れた新しい仲間を待っています。

1日の流れ

9:30
始業。メールチェック。(週2回は出社)
10:00
営業チームとの打ち合わせ。
11:00
開発チームメンバーとの打ち合わせ。
12:00
昼食
13:00
昼会(課長単位の打ち合わせ)。
業務内容の確認、全体周知。
13:15
協力会社との打ち合わせ。
14:00
お客様との打ち合わせ。
(対面での打ち合わせもある)
16:00
コンソーシアム(共同事業体)としての社外打ち合わせ。
17:00
ドキュメント作成。
19:00
終業。

※掲載内容は取材当時のものです