PROJECT
STORY 04

開発管理、技術支援管理担当
佐藤の視点から見る
プロジェクト

佐藤 善毅
第四公共事業部
RPAソリューション担当

Q1 プロジェクトにおけるあなたの役割とは?

RPAプロジェクトは、公共事業部のOCRソリューションチームを前身として生まれました。WinActorはOCRを導入する際、その業務効率化をはかるオプションとしてセット販売されることが多い商品で、私はOCRの開発企画を担当していた関係で、WinActorの技術を最初に修得したひとりです。そうした経緯からRPAプロジェクトにはその発足時から参加し、現在は開発管理、技術支援、そして企画を担当しています。具体的にはWinActorを導入したお客さまに技術指導を行うスタッフの指導管理と、技術的問題が発生した場合の対応、お客さまからの要望を取りまとめて新しい商品やサービスの企画開発などに携わっています。全体をマネジメントする立場として日頃心がけているのは、技術的なスキル、営業的な調整を含めて重要事項は何かを分かりやすく伝えることです。私自身の業務としてもっとも力を入れているのは企画開発で、2017年はWinActorとその動作シナリオを、サーバー上で一元的に管理・統制するWinDirectorを新たに開発しました。WinDirectorは、個々のロボット(WinActor)の状態を監視し、待機中のロボットに業務シナリオを割り振ることで、ロボット全体に作業を最適に割り振ることができるほか、監査を必要とする業務を行うお客さまのニーズに応えてログを一元管理できるようにしました。

Q2 プロジェクトのなかで感じた“BORDER”とは?

NTTデータはシステムインテグレータとして多くのシステムを構築してきました。システム構築はまずお客さまが求める「要件」があり、それを実現するために機材と環境を用意しソフトウェアを作成します。しかしWinActorはパッケージソフトであり、お客さまの環境のもとで、各種のアプリケーションを動作させます。お客さまによってパソコンのメーカーも違えばOSも違う。周辺機器もさまざまです。そのため、お客さま特有の環境に起因するトラブルや動作不良が発生しました。こうした問題はシステムインテグレータとしての開発では経験のないものでした。環境問題だけではありません。パッケージソフトは大型システムと違って、気に入らなければすぐに他社製品に乗り換えられます。固定客をつかむには、社会環境の変化、お客様環境の変化、技術の進歩などをとらえ機能やサービスを向上させていく必要があります。こうした、パッケージソフトならではの諸問題をいかにクリアするか。それが、プロジェクトが超えるべき“BORDER”でした。

Q3 “BORDER”を超えたと感じた瞬間は?

お客さまの環境に起因する諸問題には、専任の環境チームを構築して対応にあたりました。実際にお客さまのもとに伺い、その環境に実際に触らせていただくことで、不具合の原因を突き止め、ひとつずつ解決していきました。環境に左右されないよう、周辺機能(ツール)を作成するなど、WinActorにも改修を加えました。また、機能やサービス向上という課題には、イベントや講演等の機会を利用して、さまざまなソリューションを見聞することで外部からの情報を収集し、お客様との折衝、ヘルプデスクへの問い合わせ等からの内部に集まる情報とをうまく融合させ、今何が必要なのか、今後どうするべきかを考え、商品企画に生かしていきました。パッケージソフトは気に入られなければすぐに乗り換えられてしまいますが、逆に言えば、優れた商品が一気にシェアを獲得できる分野です。当初の“環境問題”をクリアしたWinActorは、一気に人気に火がつき、瞬く間に国内シェア1位を獲得しました。その予想以上の反響に手応えを感じた瞬間こそが“BORDER”を越えた時だったのでしょう。パッケージソフトの分野はお客さまからの声が直接届きます。良い点も、悪い点も率直に受け止め、さらなるサービスの向上に努めていきたいと考えています。

Q4 これからチャレンジしてみたいことは?

「RPAのことなら佐藤に聞け」。そう言われるようになることが私の目標です。それはWinActorについていちばん詳しいと認知されることではありません。めざしているのは業務改善に関するスペシャリストです。私は、本プロジェクトに関わるなかで、さまざまなお客さまの業務内容や業務フローに触れてきました。社内においても多様な分野の担当者と関わることができました。こうした知見や経験を生かし、将来的にあらゆる業務において、RPAにとどまらない改善の手助けができればと考えています。
また、RPAは人手不足、労働人口不足の解消に力を発揮することから「働き方改革」の切り札といわれています。そのRPAのフロントランナーとして、ライフワークバランスの向上という大きな責務を担っていることを、しっかり肝に命じて、今後も新機能やサービスの開発に力を注いでいくつもりです。

Q5 学生のみなさんへのメッセージ。

まず自分が仕事としてどんなことをしたいのか、明確に意識することをお勧めします。明確な目標は仕事をするうえでのモチベーション向上につながりますし、望んだ仕事と異なる状況におかれた際も、明確なモチベーションを持っていれば、何かしら改善事項が見つかるはずです。与えられた仕事をただこなすのではなく、自分なりの改善方法を考える習慣をつけ、いつか自分のやりたい仕事に生かすよう心がけてください。NTTデータにはさまざまな知識を持つ社員がいますから、縦のつながり横のつながりを作っていくことも重要です。また、積極的に「働き方改革」を推進しており、意見も通りやすい環境です。自分の意見をしっかり持ち、一人称で行動しつつ、周りを巻き込んでいけば、きっと自分のやりたい仕事を手がけることができると思います。

他のプロジェクトメンバーの視点

営業担当

橘 俊也

橘 俊也

第四公共事業部
RPAソリューション担当

大学時代は電気通信学部で人間コミュニケーション学を専攻。2008年の入社以来、行政システムの開発チームで最適化プロジェクトのアプリケーション開発や運用保守などを担当した。2011年にはライフサポート事業本部戦略企画室でマイナンバー制度に関する戦略検討を実施する企画チームへ参画、実証実験等を実施した。2013年、本プロジェクトの前身であるOCR・ソリューション担当に異動、現在は開発経験豊富な“理系の営業”として、チームとお客さまの信頼に応えている。

このメンバーのインタビュー

営業担当

志水 宏美

志水 宏美

第四公共事業部
RPAソリューション担当

2016年入社。人間科学部出身。入社1年目は、救急医療ソリューション担当として自治体向けの医療情報提供システムサービスの営業を担当した。2017年2月に現在のRPAソリューション担当に異動、社内の顧客営業と連携して公共・金融分野のお客さま向けに、提案営業に従事している。

このメンバーのインタビュー

※掲載内容は取材当時のものです

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