TrainingNTTデータの新入社員研修

NTTデータの新入社員研修では、およそ1.5か月間、社会人生活の基礎となるマナーやビジネススキル研修をはじめ、それぞれの社員のITスキルレベルに応じたテクニカル研修を実施しています。(NTTデータの人財育成に関する詳しい内容はこちらから。)

例年は駒場にある自社の研修センターに集まり実施していましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、2020年度は急遽オンラインでの実施に開催方法を変更しました。2021年度以降は、オンラインと集合のハイブリッドで開催しています。ここでは現在のNTTデータの親友社員研修についてご紹介します。

ハイブリッドな新入社員研修

皆さんは、オンラインと集合のハイブリッド研修と聞いて、どういったイメージをお持ちでしょうか。
NTTデータの2021年度新入社員に当時感じたことをヒアリングしたところ、オンラインでの研修に対しては、このような不安を抱えていたようです。

NTTデータでは、オンライン研修を「集合研修の実施が難しいゆえの代替手段」とするのではなく、これからの人財育成の「New Normal」と捉え、
「オンライン研修と集合研修、何が違い、どういった特徴があるのか」
「どうしたらオンライン研修で、集合研修と同等のあるいはそれ以上の学びに繋がるか」
「どのような仕立てや工夫が必要か」
を考え、必要なスキルを修得できることはもちろん、新入社員同士が関係構築できるような開催方法を検討していきました。

オンライン研修の実施方法

2020年度以降は、オンラインミーティングツールを利用し、オンラインと集合のハイブリット研修を実施しています。
集合研修では約40人1クラスに分けて、クラス単位で実施していましたが、オンライン研修では物理的な教室(クラス)の制約が生まれないため、80人から100人単位で実施する場合もあります。

一見すると人数が多いと思うかもしれませんが、研修に関する質問はチャット等のコミュニケーションツールを用いてリアルタイムで質問できる環境を整えて、一方的なインプット系が中心のプログラムとなることを防いでいます。

一方的な講義だけではなく、少人数グループでの演習やグループディスカッションも設けています。オンラインミーティングツールを活用することで双方向の対話が可能となり、集合研修と変わらず、新入社員同士でコミュニケーションを取りながら理解を深められる機会を提供しています。

オンラインを活用した
人財育成

NTTデータでは、新入社員研修の他にもキャリアの節目で受講する階層別研修や、職種毎の専門性を高めるためのCDP(※)研修に加えて、約3,500を超える研修プログラムの中から自由に研修を受講できる制度を設けています。これらの研修プログラムも、昨今の状況に合わせたオンライン化を進めています。これからも、オンラインとオフラインを柔軟に活用しながら、一人ひとりのポテンシャルを最大限に引き出し、プロフェッショナルとして成長するための育成施策を実施していきます。

※CDP:キャリアデベロップメントプログラム(Career Development Program)のこと