Achieve提供価値NTTデータが
実現する世界
NTTデータが考えるのは、激変する社会に生きる人々のため、
何ができるかではなく何をすべきか。社会があるべき姿とはどのようなものか。
次の世代の本当に豊かな暮らしを実現する、未来へ向けた取り組みを紹介します。
人と街とデータが
つながる世界
Topics 1
昨今、少子高齢化や環境問題、新型コロナがもたらす新しい生活者ニーズの多様化や変化、政府が推進する行政のデジタル化等、まちづくりに求められる要素は複雑化しています。これらの要素に、持続的に対応していく手段としてスマートシティが注目されています。
NTTデータでは社会課題解決に貢献する手段の1つとしてスマートシティに取り組んでおります。
例えば、これまでNTTグループで連携し、ラスベガスシティのスマートシティ化や田園調布雙葉学園におけるスマートキャンパスの取り組み等において、プロジェクトを中心的に推進する役割を担ってきました。こうした知見を生かし、それぞれの地域にあった都市機能・サービスを生活者視点で価値創出していくための新ブランド「SocietyOS」を創設しました。
生活者視点にたって、必要なサービスを素早く提供していき、スマートな街・社会づくりに貢献します。
非接触で商品の
売買を行える世界
Topics 2
少子高齢化が進む中、国内では労働力不足が社会問題となっており、特に労働集約型産業である流通・サービス業ではデジタル技術を駆使した業務効率化の推進が業界全体で不可欠となっています。また、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて消費者の価値観や行動は多様化しており、できるだけ非対面・非接触で買い物を済ませたい、レジで並ぶ手間や時間を省きたいというニーズが高まっています。こうした社会問題の解決、ならびに消費者のニーズに基づく新しい買い物体験の提供の実現に向けて、2021年9月に、東京・豊洲のNTTデータグループ本社 豊洲センタービルアネックスビルにレジ無し店舗(ウォークスルー店舗)をオープンしました。
事前登録しておいたスマートフォンのアプリにあるバーコードをかざして入店すると自動的に認証されます。消費者が手に取った商品は棚の重量センサーと店舗に設置したカメラからの情報によって自動検知され、あらかじめ登録されたクレジットカード情報によって自動決済。店舗を出てまもなく、すべての決済が完了しています。
人件費削減、購買データの収集・活用、万引き防止など、さまざまなメリットが期待される無人店舗。NTTデータは、デジタル技術を用いたデジタル店舗出店サービスを提供します。
ブロックチェーン技術で
貿易業務が
最適化・高度化された世界
Topics 3
貿易業務のデジタル化はそのプレーヤーの多さ、仕組みの複雑さゆえに、従来の技術では実現不可能と言われてきました。
ブロックチェーン技術を活用することにより、貿易に関わるプレーヤーの間で一気通貫の情報共有ができる貿易プラットフォーム「TradeWaltz®」を構築し、貿易文書の電子化にとどまらない新たな価値をユーザへ提供します。
書類の郵送・保管、社内システムへの入力とチェック、行政機関への申告や調査対応など、たとえPDF化しても結局人が再 入力するのであれば紙と同じです。私たちは貿易書類を単なる電子化ではなく、人の介在無しにシステムが理解できる『スマートデータ』とすることで企業システム間のスムーズな連携、AML対応などデー タの高度利用を可能にしていきます。
また、私たちのプラットフォームによって貿易書類がスマートデータ化され、プロセスが可視化されるようになると、より正確でリアルタイムな情報に基づくトレードファイナンスやAML対応、トレーサビリティなど、これまで考えられなかった新しいビジネスを作り出すことが可能になります。
病院の診察で、
時間と場所を選ばない世界
Topics 4
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により改めて注目を浴びた医療業界。医療の発展を支え、人々の健康を守るため、ITには何ができるのか。
NTTデータの海外グループ会社のeverisが提供するクラウド型遠隔医療ソリューション「ehCOS Remote Health(イーコス リモートヘルス)」は、患者自身でセルフトリアージを実施し、診断を受けることができるソリューションです。診断を受けた患者や検査の結果、陰性判定となった後に体調が悪化した患者に対して、電話によるモニタリング機能も提供している他、ビデオ会議や統合型チャットシステム機能の提供により、患者・医療関係者・介護員間のスムーズなコミュニケーションにも貢献しています。さらに、モニタリングの期間中、患者が「ehCOS Remote Health」上で自身の容態の変化等を入力することで、関係者全員が患者の容態に関する最新情報を得ることもでき、容態が変化した際の迅速な対応も可能としているため、すでに本ソリューションを利用しているヨーロッパ、南米等の医療機関では遠隔医療に不可欠なツールとして認識されています。
オープンな
プラットフォームで
先端技術を共有する世界
Topics 5
未来の金融システムを展望する上で重要な要素となるのが、フィンテック(FinTech)企業や自治体と金融機関をつなぐ“オープン”なプラットフォームです。オープンなプラットフォームにより、硬直的といわれていた金融サービスが弾力的に運用できるようになる。この弾力的運用の提供をNTTデータが担っています。NTTデータは2021年10月より、誰でも無料で利用できるオープンな金融APIマーケットプレイス「API gallery™」を開設しました。
API galleryは、フィンテック企業や自治体など「API利用者」と金融機関など「API提供者」をつなぐオープンなプラットフォームです。API利用者は特定の企業や団体のAPIに縛られず、幅広いAPIを無償で検索できます。API提供者はAPIを無償で公開でき、API利用促進を通じて自らのサービス普及につなげられます。NTTデータは2021年8月31日にAPI galleryを発表し、あわせてAPI提供者を募集してきました。
日本最大の金融APIエコシステムへ成長させるため、金融機関/企業を合わせて200団体以上の参加を目指します。Slack等を活用したAPI利用者同士のコミュニティー機能も追加する予定です。
決済を通して、
新たな顧客体験ができる
世界
Topics 6
NTTデータの持つキャッシュレス決済プラットフォーム「CAFIS」。それは、国内ほぼすべてのカード会社、金融機関だけではなく、自治体や海外のネットワークと100万店以上の加盟店を結ぶお客様の結節点と言えるキャッシュレス決済総合プラットフォーム。ここ数年、コロナウイルスの影響によるデジタル化、政府主導のキャッシュレス還元施策の影響で、瞬く間にキャッシュレス化が進んでいます。
そのような社会の流れの中で、「CAFIS」のあり方も大きく変革することが求められています。購買活動のデジタル化に適したシームレスな接続、多様なチャネル・決済手段へのワンストップ接続・デジタルテクノロジーを駆使し極力人手を介さない営業と運用。飲食店のモバイルオーダーや家電・アパレル・家具などのショールーミング化。また近年では実店舗のデジタル化も進行し、リアルとオンラインの強みの融合により顧客体験(CX)を向上させることにもつながります。
デジタル化することが目的ではありません。ペイメントビジネスにおける加盟店No.1決済エージェント、ナショナルペイメントインフラとして加盟店のデジタルパートナーを担っていくとともに、国内の次のペイメントインフラに不可欠な存在になることをめざしています。
誰もが、
サステナビリティを
意識して行動する世界
Topics 7
昨今の気候変動により、洪水や森林火災など気象災害が発生し、人命にも関わるさまざまな影響をもたらしています。これら気象災害による原因は人間活動によるものと国連より断定され、気候変動問題への対応は一刻を争う重要な社会課題として急速に広がりを見せています。
当社は、企業理念である「NTTデータグループは、情報技術で、新しい「しくみ」や「価値」を創造し、より豊かで調和のとれた社会の実現に貢献する。」を念頭に、デジタルの力を活用してこの社会課題を解決すべく、2021年10月1日に「グリーンイノベーション推進室」を設置しました。
グリーンイノベーション推進室は、社会全体のCO2排出量削減に向けて、国内事業分野、海外グループ会社と連携し、コンサルティングによるお客さまの削減計画立案の支援や、グローバルスタンダードなソリューションによるCO2排出量の可視化、デジタルを活用したプラットフォームによるサプライチェーン全体でのCO2排出量削減などを進め、脱炭素化社会の実現に貢献します。
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