Project Story
02
公共部門担当

小山の視点から見る
プロジェクト

小山 達也 第一公共事業本部 第二公共事業部 第一システム統括部 第一営業担当

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Project Story 02ブロックチェーン

Q1プロジェクトにおける
あなたの役割とは?

私の入社時配属は金融部門でした。7年間金融機関の市場運用部門・リスク管理部門向けにパッケージシステムやWebサービスの営業を主に行ってきました。新規企画から新規営業、開発、既存顧客向け営業まで幅広い業務に携わり、企画としても営業としても大きな経験を積むことができました。

貿易プラットフォームのプロジェクトには2018年7月から参画をしています。これまで経験してきた分野と比べ、貿易業務はステークホルダーが非常に多く、国を跨るビジネスでも有り、貿易プラットフォームビジネス化の企画も一筋縄ではいかないと感じています。そんな中で、これまで7年間新規企画及び営業として培った経験を活かし、現在は貿易プラットフォームの早期ビジネス化を実現するため、ビジネス全体の戦略を企画・立案・推進する立場を担っています。

異動して約半年、私自身が貿易業務や関わるステークホルダー、環境について詳しいわけではありません。そのため、今の私のメインミッションは、他のプロジェクトメンバーや有識者の皆様からご意見や知見を頂き、集約し、そこから導かれる戦略を練り上げることです。多種多様な立場の人とディスカッションをし、一つのものを創り上げていくことは簡単ではありませんが、非常にやりがいのある仕事だと感じています。

Q2プロジェクトのなかで感じた
“BORDER”とは?

これまでも幾つかの新規企画に携わってきましたが、お客様の具体的なニーズから始まった企画や既存ビジネスののれん分け企画も多く、私にとって技術革新から始まった当社主体の完全な新規プロジェクトは初めての経験です。また本プロジェクトは社内外の関係者も非常に多く、すべてのステークホルダーにとって価値を感じて頂けるようなプラットフォームの構築・ビジネス化は、簡単に創り成し遂げられるものではありません。

「初めて」のない仕事はありませんが、自分にとっても、そして当社にとっても多くの「初めて」が一度に到来しているビジネス、それがこの貿易プラットフォームプロジェクトだと感じています。お客様や内部でのディスカッションの際にも、現在のお客様の業務をどのように改善できるのかはすぐに議論ができますが、ブロックチェーンを用いると既存の貿易取引がどのように変革されるのかは、誰もが異なる目線から別々の将来像を描いています。まさに「インターネットの誕生以来最も重要なイノベーション」と呼ばれているブロックチェーン技術がもたらす「初めて」に遭遇しているのが貿易プラットフォームプロジェクトであり、誰もが合意できる具体的な将来像を描ききることは、生半可では達成できない困難です。

こうした「初めて」を乗り越える、まっさらなキャンバスに何をどう描くか、から考え・推進する役割を頂いたことが、私にとってプロジェクトの中で感じた”BORDER”でした。

Q3“BORDER”を超えたと
感じた瞬間は?

まずは何よりも、周囲の人々に教えて頂きながら、ビジネス化する上での課題を一つ一つ解きほぐすことを心がけました。しかしこれだけでは一般論での整理迄に留まってしまいました。

そこで、社内だけでなく社外の方も巻き込むことで、”BORDER”の突破を試みました。ブロックチェーンという新技術を使っているものの、貿易プラットフォームが目指す目標は「貿易業務の電子化・効率化」にあります。この目標は当社が独自に編み出したものではなく、過去この目標達成のために多くの取り組みがなされてきました。そのため、世の中に目を向けると、多数の成功・失敗事例を見つけることができました。これらの事例について教えて頂くことで、企画が大きく前進できたと実感しています。時には社内で行った検討内容が根底から否定されることもあり、途方に暮れることもあります。しかしこうして試行錯誤を繰り返すことで、本当に世の中のためになるソリューションは生み出されるのだと考えています。

他方、教えて頂くだけではいずれ限界が来ます。必要な情報については自分自身でも積極的に収集し勉強すること、それにより教えて頂く際に一段も二段も深く吸収できるのだと実感できています。学生時代は勉強が好きではありませんでしたが、いまは受験勉強をしていた頃よりももしかすると色々なことを勉強しているのかもしれません。

Q4これからチャレンジしてみたいことは?

私にとっては異動をして今のプロジェクトに参画できたこと、その中でプロジェクトの根幹となる企画・推進に携わらせていただいていることが、いまは何よりのチャレンジです。入社以来8年間の経験値を最大限に活かして、社内外のステークホルダーを巻き込み、お客様へも社会へも提供できる価値を最大化する戦略の実現に邁進することで、貿易プラットフォームプロジェクトの成功に尽力したいと考えています。

一方で本プロジェクトには途中から参画したことも有り、いま私は企画を練り上げるフェーズに携わっています。今後多様な立場から経験を積むことで、0から1を創り出し、社会にイノベーションを起こす新しい「しくみ」、「価値」の創造ができる人財、更には世の中にその「しくみ」、「価値」を円滑に提供できる人財になることが今後の目標です。私自身企画・営業が長いこともあり、今後も創造だけで終わらず、「円滑な提供」まで実践できる人財となることに拘っていきたいと考えています。

NTT DATAに於ける仕事の醍醐味は、多くのステークホルダーを巻き込み、社会全体を変えることができるダイナミズムにあると感じています。この醍醐味を一人称で味わうことのできるビジネスパーソンに成長できれば、もっと先のステップに踏み込むことができるだろう、と考えています。

Q5学生のみなさんへの
メッセージ。

昨今、GAFAに代表される世界のIT企業が既存の産業地図を塗り替えていく中で、当社を含めたIT企業の置かれた事業環境も目まぐるしく変わっています。当社の屋台骨も、個別システム構築を行うシステムインテグレーションから始まり、私が入社した頃にはパッケージ/サービスの検討が盛んに行われ、今や簡単なアプリケーションなら無料で使える時代に変わっています。
こうした変化の激しい環境の中で、変化を起こすことを楽しめる人、社会のために自律的に考えられる人が、当社のみならず社会全体として求められていると考えています。前述の「『初めて』のない仕事はない」は私が先輩に言われた言葉ですが、その言葉通り、これまで私が担当した仕事は、そのどれもが私だけでなく当社、更には社会にとっても「初めて」の取組ばかりでした。変わり続ける環境の中、常に業界のトップリーダーであり続けた当社だからこそ、変化を楽しめる皆さんを求め、そして求められるような職場だと思っています。
また、自分の就職活動を振り返ると、ITに限らず様々な業界の人に各業界の話を頂いた経験が、今になって「初めてのなにか」を始めるときに、最初の一歩を踏み出せるだけの知識・実体験として多少なりとも血肉になっていると思います。就職はゴールではなくスタートです。就職活動という長いようで短い期間がより濃密になるように、皆さん自身にも変化を起こせるよう日々を過ごして頂ければと思います。

※掲載内容は取材当時のものです