System Engineer仕事紹介SE
プロジェクトの顔として、
システムの設計・開発・テストを
手がける
SEの種類
SEの仕事は、顧客の要求から仕様を決定し、設計し、開発・テストをするまでの情報システム開発における全ての工程を担当します。
また、実際にプロジェクトを動かしていく仕事です。予算や人員、進捗管理などのマネジメント業務も大切な仕事です。
NTTデータでは、SEの中でも3つの職種に分かれ、それぞれが業務に当たっています。
- プロジェクト
マネージャ - プロジェクトを円滑に運営
- プロジェクト全体の責任者として、予算算出や人財選定などの決定や管理を行なう
- 開発プロジェクトに参加するさまざまな専門家をまとめる
- 業務SE
- 業務アプリケーションの設計・開発
- お客様のビジネス(業務)を分析し、最適化した上で、システムに落とし込む
- 設計したシステムを実際に開発する
- 方式SE
- システム全体にとって最適なアーキテクチャを設計
- サーバやネットワーク、データベース等の要素技術に軸足を置き、最適な組み合わせ(アーキテクチャ)の設計、実装
- 技術系で専門性の高い知識を持ち、スペシャリストとして活躍。
仕事内容
1 プロジェクトマネージャの仕事
プロジェクトマネジメントの高い専門性を活かし、
プロジェクトを円滑に運営する役割を担います。
業務内容
プロジェクトの責任者として、その企業の課題を把握し、プロジェクトの方向性を決め、提案を行います。
受注後は、プロジェクトを運営するための管理やお客様との調整を行います。
- 実現方式・コストの
検討 - 要員管理
- お客様との仕様調整、
管理 - 進捗、スケジュール管理
POINT
-
受注フェーズにおいては、開発メンバ、営業メンバと共に、プロジェクトの範囲を決め、プロジェクトの責任者としてお客様と、プロジェクトの範囲の調整、予算折衝を行います。
-
実際に実行する事が決まったら、具体的にプロジェクト方針(実現方式・メンバ・スケジュール)を作成します。
-
開発フェーズにおいては、進捗、品質、コストの計画と実績の確認、お客様との調整など、プロジェクトの全体を把握しながら、前進させていきます。
2 業務SEの仕事
顧客の要望や業務を熟知し、特定の企業内の特定の業務に
直接関係する機能のみに限定されたアプリケーションを開発
業務内容
お客様の複雑な業務要件を実現させるため、業務アプリケーションを開発します。
- ヒアリング
要件定義 - システムの設計
- 設計したシステムの開発
- システムのテスト
POINT
-
顧客業務を熟知し、業務アプリケーションの設計、開発、導入までを行います。
開発プロセスの中では、要件定義~運用保守全般を担当し、幅広いスキルが身に付きます。 -
プロジェクトによってはプロジェクトマネージャや営業の行う企画フェーズの支援を行います。
-
試験、運用フェーズでは、トラブルが発生した時に先陣を切って対処に当たります。
3 方式SEの仕事
サーバと端末、サーバ同士を繋ぐネットワークの構築・運用・保守を行う。
お客様や開発メンバの思いをつなぐ役割。
業務内容
方式技術の特定専門分野における高い専門性を活かし、アーキテクチャに基づいて、期待される機能や性能を実現するための設計や実装、チューニングを行います。
- ヒアリング
要件定義 - アーキテクチャの検討
- 社内外との打ち合わせ
- 保守・監視・運用
POINT
-
お客様がシステムに求めている要件を整理する必要があるため、コミュニケーション能力も大事な要素の一つです。
-
コンピュータシステムとの連携が不可欠となるネットワーク通信では、アプリケーションサーバやWebサーバ、メールサーバ、DNSサーバといった非常に幅広い知識が求められます。
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データベース・ネットワーク・プラットフォーム・システム管理・ソフトウェアアーキテクチャ・セキュリティ・ソフトウェアプロセスなど専門知識を有するため、取って代われない存在としての責任も大きいです。
業務SEと方式SEの違い
業務SE(業務スペシャリスト)は、お客様のビジネス(業務)を分析し、最適化した上で、システムに落とし込みを行います。方式SE(ITアーキテクト・ITスペシャリスト)は、サーバやネットワーク、データベース等の要素技術に軸足を置き、各要素の設計・実装や要素間の最適な組み合わせ(アーキテクチャ)の設計、実装にあたります。
営業との関係性
受注フェーズ
受注フェーズでは営業が中心となり、お客様のシステム構想を具体的なITサービスに落とし込み、必要投資額や期間、実施体制も含めた提案をキーマンに対して行います。
その際、当社事業としての利益を考慮したプライシングや契約モデルを示すのも営業の重要な役割です。
また、この間、SEもシステムの実現方法を裏付ける重要な役割を担うので、技術的なポイントは営業とSEで綿密に打ち合わせを行い、SEも提案に同行します。
開発フェーズ
開発フェーズではSEがプロジェクトの顔となり顧客との仕様調整にあたります。
また、調整した内容をプロジェクト内で共有し、品質・コスト・スケジュール等に目を配りながらプロジェクトを推進してきます。
この間、営業は進捗モニタリングやお客様のフォロー、新たな要件発掘などを行います。